先日のブログに書いたように、只今、叔母の店(工場)を手伝っております。
建てられて もう何十年も経つこの工場内では、
今現在も
「黒電話」が、現役で頑張っています。
機械の音が騒がしい工場内では、この黒電話の音の方が
離れていても呼び出し音が良く聞こえるそうなのです。
先日、初めて工場に顔を出した長女。
初めて目にする黒電話に興味深々。
受話器らしいモノが付いているから辛うじて「電話」である事は、
わかった様なのですが、使い方が分からず聞いてきました。
「どうやって使うか、色々やってみてごらん?」
と私が言うと、驚いた事に長女はダイヤルの穴に指を入れ、
数字を一生懸命
押しているではありませんか
そうなのです。私の子供の頃は、まだダイヤル式が主流でしたが、
今はプッシュボタン形式が当たり前。
今の子供達はダイヤル式の電話など見た事も使った事もないのです。
正しいダイヤルの回し方を教えたら、とても驚いていました。
呼出し音も電子的な音しか知らないので、黒電話の
「ジリリリリィ~」
という音を聞いた時には、あまりの大音量に耳を塞ぎながら
「目覚まし時計の音みたい」と、更に驚いていましたよ。
時代が変わったってコトですかね~。
今の小学生や中学生は、ポケベルだって知らないんだろうなぁ…
ポケベルが全盛期だった頃、学生だった私は、テレフォンカードを
何枚も財布に忍ばせていて、休み時間になると学校の公衆電話にダッシュ。
周りの子と競う様に、高橋名人も驚く程(???)の猛スピードでプッシュボタンを
押しまくり、友人のポケベルにメッセージを送っていたんだけど…
今じゃ何の自慢にもならないな